Webセミナー

SGLT2阻害薬をいかに2型糖尿病治療に活かすか

【演者】

東邦大学医療センター大橋病院 糖尿病・代謝内科　教授
柴 輝男 先生

今年1月には米国糖尿病学会/欧州糖尿病学会による Position Statement が改訂され、単剤療法で血糖コントロールが不十分な場合には、個々の患者及び疾患特異的因子を考慮して2剤併用の薬剤を選択するとされている。
SGLT2阻害薬は、わが国で2型糖尿病治療薬として使用が可能となり1年が経過した。これまでに明らかとなった懸念点をどのように捉え、また今までの治療薬にないどのようなメリットが享受されたのであろうか？
本講演では、日本の2型糖尿病患者と治療方法の現状を踏まえ、今後SGLT2阻害薬がどのような役割が果たせるのか、心血管疾患抑制を目指す上での最新知見と共に、カナグルの可能性を含めてお話ししたい。