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CKD

心腎連関を科学する

-インドキシル硫酸の意義-

【ライブ配信】 2019年6月17日(月) 19:00 ~ 19:40(終了)

心腎連関を科学する

-インドキシル硫酸の意義-

【演者】

北風 政史先生 国立循環器病研究センター 臨床研究部 部長
北風 政史 先生

腎臓あるいは心臓の障害は、それぞれの臓器の機能悪化に留まらず、互いに悪影響を及ぼし合うという「心腎連関」の概念が提唱されて久しい。
生理学的には、心不全は腎血流の低下・腎うっ血を招いて腎機能障害を促進し、腎障害は体液貯留による心臓への負荷増から心不全を助長するという構図が考えられるが、分子生物学的にはそれに加えて両臓器を結びつける因子が多数存在する。その中の代表格が尿毒症毒素(ウレミックトキシン)である。中でもインドキシル硫酸(IS)は細胞毒性が高く、腎機能障害を増悪させることが知られているが、不思議なことに心臓に対する作用については未知の部分が多い。
今回の講演では、ISの最新データをご紹介するとともに、ISを除去することでCKDの進行を抑制するクレメジンが心腎連関を断ち切る可能性について科学的に考察したい。さらに、実臨床における数理科学の取り入れの試みについてもご紹介できれば幸甚である。

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