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電子化された添付文書(電子添文)の「16. 薬物動態」の項に、末期腎不全患者(透析患者)における薬物動態の情報を掲載しています。
テネリグリプチンとして20mgを単回経口投与したとき、末期腎不全患者のAUC0-43hrの1826.06ng・hr/mLは、健康成人の1568.38ng・hr/mL と比較して、約1.16倍でした。
また、透析後投与時と透析前投与時のAUC0-43hrを比較した結果、血液透析によってテネリグリプチンは投与量の15.6%が除去されました1,2)。
電子添文上、腎障害のある患者に投与する際の用量調節について記載はありません。投与にあたっては、患者の状態を慎重に観察しながら適宜調節をお願いいたします。
参考資料: |
1) |
添付文書/16. 薬物動態 |
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2) |
田辺三菱製薬(株):腎機能障害者における薬物動態試験(社内資料) |
[管理番号:9858]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます