ノバスタンQ&A

Q.ノバスタン投与時のaPTTのコントロールの目安は?(HITⅡ型における血栓症の発症抑制の場合)

A.
電子化された添付文書には、以下の記載があります。

7. 用法及び用量に関連する注意
〈HIT Ⅱ型における血栓症の発症抑制〉
7.8 本剤投与開始後は、aPTTを投与前値の1.5~3倍の範囲かつ100秒以下となるように用量を調節すること。
なお、出血のリスクのある患者ではaPTTが、投与前値の1.5~2倍となるように用量を調節すること。

7.9 本剤投与開始2時間後及び本剤の投与量の変更2時間後を目安にaPTTを測定し、投与量を調節する。
肝機能障害がある患者又は出血のリスクがある患者に対しては、本剤投与開始あるいは投与量変更6時間後にもaPTTを測定することが望ましい。
aPTTが目標とする範囲に達するまでは、適宜aPTTを測定し、目標とする範囲に達した後は1日に1回aPTTを測定すること。

7.10 aPTTが投与前値の3倍又は100秒を超えた場合は、本剤の投与を中止すること。
本剤投与を再開する場合には、aPTTが治療域(投与前値の1.5~3倍かつ100秒以下)に回復したことを確認し、投与中止前の1/2の用量を目安に開始すること。

[管理番号:2566]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

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