A.
カナグルの電子化された添付文書(電子添文)上、アルブミン尿の有無による投与制限はありません。また、尿中アルブミン量の測定は必須とはされていません。
2型糖尿病を合併する慢性腎臓病を対象とした第Ⅲ相試験は、尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)が300m~5000mg/gCrの顕性腎症期の患者を対象として実施されました1)。電子添文上の制限はありませんが、臨床試験の対象患者をご考慮の上、慢性腎臓病に対するガイドラインにおける診断基準や重症度分類等を参考に、適応患者を選択してください2)。
電子添文の慢性腎臓病に関する効能又は効果の記載は次の通りです。
4. 効能又は効果
〇2型糖尿病を合併する慢性腎臓病
ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 17.臨床成績 |
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2) |
電子化された添付文書 5.効能又は効果に関連する注意 |
[管理番号:16735]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます