米国ヤンセン・ファーマシューティカルズ社(ヤンセン社)によって行われていましたカナグリフロジンの新たなエビデンスとなる大規模臨床試験「CANVAS Program」の解析が本年春に終了しました。その結果、カナグリフロジン投与患者では、プラセボ投与患者と比較して足趾を主とした下肢切断の発現率が有意に上昇していたことが判明しました(CANVAS Program結果は本年6月に米国糖尿病学会で発表済)。
この結果を受けて、ヤンセン社は米国食品医薬品局(FDA)と協議し、7月25日に米国INVOKANAの添付文書を改訂致しました。
ここに米国での添付文書の改訂をご報告させていただきますと共に、医療関係者のみなさまには、引き続きカナグル錠の有害事象の発現にご注意頂き、有害事象が認められた場合は、速やかに弊社医薬情報担当者にご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。
2017年7月
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