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DPCはやわかりマニュアル 2012年4月改定版(2012年6月発行)

医療機関別係数 機能評価係数Ⅱ

機能評価係数Ⅱ

医療機関が担うべき役割や機能を評価する係数で、DPC対象病院に対するインセンティブという位置付けです。下記の6指数ごとに設定される係数の合計となり、官報で病院ごとに毎年告示されます。

なお、2012年度改定より複雑性係数、カバー率係数、地域医療係数の評価基準は医療機関群ごとに設定されます。

機能評価係数Ⅱ
【機能評価係数Ⅱ】
1. データ提出指数
考え方 データの質を評価
評価指標(指数) 原則満点(1点)だが、2012年度改定で精査した「部位不明・詳細不明のコード」の使用割合が20%以上の場合は0.05点・1年間減算
今後の実績(提出データ)に基づく検討により、対象項目を選定した上で、一定の周知期間を経て、例えば2013年度から下記を評価対象とする方向で検討
【例】・郵便番号  ・がんのUICC分類  ・その他疾患特異的な重症度分類
2. 効率性指数
考え方 各病院における在院日数短縮の努力を評価
評価指標(指数) 〔全DPC/PDPS対象病院の平均在院日数〕/〔当該病院の患者構成が全DPC/PDPS対象病院と同じと仮定した場合の平均在院日数〕
計算対象
  • 当該病院において、12症例(1症例/月)以上ある診断群分類
  • 包括評価対象の診断群分類
3. 複雑性指数
考え方 各病院における患者構成の差を1入院当たり点数で評価
評価指標(指数) 〔当該病院の包括範囲出来高点数(1入院当たり)をDPC(診断群分類)ごとに全病院の平均包括範囲出来高点数に置き換えた点数〕/〔全病院の平均1入院当たり包括点数〕
計算対象
  • 当該病院において、12症例(1症例/月)以上ある診断群分類
  • 包括評価対象の診断群分類
4. カバー率指数
考え方 様々な疾患に対応できる総合的な体制を評価
評価指標(指数) 〔当該病院で一定症例数以上算定しているDPC数〕/〔全DPC数〕
計算対象
  • 当該病院において、12症例(1症例/月)以上ある診断群分類
  • すべて(包括評価対象・対象外両方含む)の診断群分類
5. 救急医療指数
考え方 救急医療(緊急入院)の対象となる患者治療に要する資源投入量の乖離を評価
評価指標(指数) 1症例当たり〔救急医療入院患者について、入院後2日間までの包括範囲出来高点数(出来高診療実績)と診断群分類点数表の設定点数との差額の総和〕
6. 地域医療指数
考え方 地域医療への貢献を評価
(中山間地域やへき地において、必要な医療提供の機能を果たしている施設を主として評価)
評価指標(指数) ①体制評価指数(ポイント制、計10項目、上限7ポイント)(評価に占めるシェアは1/2)
②定量評価指数 15歳未満(評価に占めるシェアは1/4)
15歳以上(評価に占めるシェアは1/4)
① 体制評価指数
評価項目(各1P) DPC病院Ⅰ群・Ⅱ群 DPC病院Ⅲ群
1 脳卒中地域連携 当該病院の退院患者を下記で評価
〔「地域連携診療計画管理料」算定患者数〕/
〔医療資源病名が脳卒中に関連する病名(例:脳梗塞等)の患者数〕(実績に応じて0 ~ 1P)
脳卒中のみ評価
「地域連携診療計画管理料」、「地域連携診療計画退院時指導料(Ⅰ)」、「地域連携診療計画退院時指導料(Ⅱ)」のいずれかの施設基準の取得を評価(1P)
脳卒中のみ評価
2 がん地域連携 当該病院の退院患者を下記で評価
〔「がん治療連携計画策定料」算定患者数〕/
〔医療資源病名が悪性腫瘍に関連する病名(例:胃の悪性腫瘍等)の患者数〕
(実績に応じて0 ~ 1P)
「がん治療連携計画策定料」又は「がん治療連携指導料」のいずれかの施設基準の取得を評価(1P)
3 地域がん登録 当該病院の退院患者を下記で評価
〔病院所在都道府県地域がん登録事務局への登録件数(当該都道府県内の患者分のみ)〕/
〔医療資源病名が悪性腫瘍に関連する病名(例:胃の悪性腫瘍等)である病院所在都道府県内の初発の患者数〕(実績に応じて0 ~ 1P)
4 救急医療 医療計画上の体制評価を前提とし、実績の要素を加味した評価
  前提となる体制 右記のうち、救命救急センターの指定を重点的に評価(0.5P)、それ以外の体制の指定は右記と同等の評価(0.1P) 2次救急医療機関で病院群輪番制への参加施設、共同利用型の施設、救命救急センターのいずれかを評価(0.1P)
実績評価 救急車で来院し、入院となった患者数(救急医療入院のみ)(0.5P)
救急車来院後入院患者数(救急医療入院)
救急車で来院し、入院となった患者数(0.9P)
救急車来院後入院患者数
5 災害時における医療 「災害拠点病院の指定」と「DMATの指定」をそれぞれ評価(各0.5P) 「災害拠点病院の指定」又は「DMATの指定」の有無を評価(いずれかで1P)
6 へき地の医療 「へき地医療拠点病院の指定」又は社会医療法人認可におけるへき地医療の要件を満たしていることを評価(いずれかで1P)
7 周産期医療
  • 「総合周産期母子医療センターの指定」を重点的に評価(1P)
  • 「地域周産期母子医療センターの指定」は0.5P
「総合周産期母子医療センターの指定」又は「地域周産期母子医療センターの指定」の有無を評価(いずれかで1P)
8 がん診療連携拠点病院
  • 「都道府県がん診療連携拠点病院の指定」を重点的に評価(1P)
  • 「地域がん診療連携拠点病院の指定」は0.5P
  • 拠点病院に準じた病院(右記*参照)の指定は評価対象外(0P)
「がん診療連携拠点病院の指定」又はそれに準じた病院(*)の指定を受けていることを評価(いずれかで1P)
都道府県が当該地域においてがん診療の中核的な役割を担うと認めた病院
9 24時間tPA体制 「超急性期脳卒中加算」の算定病院を評価(1P)
10 EMIS(広域災害・
救急医療情報システム)
EMIS(広域災害・救急医療情報システム)への参加の有無を評価(1P)
② 定量評価指数
〔当該病院の所属地域の担当患者数〕/〔当該病院の所属地域の発生患者数〕を15歳未満と15歳以上に分けてそれぞれ評価
評価対象地域:DPC病院Ⅰ群・Ⅱ群は3次医療圏、DPC病院Ⅲ群は2次医療圏
集計対象患者数:DPC対象病院の入院患者
機能評価係数Ⅰの「臨床研修病院入院診療加算」の取り扱いは?
実際に臨床研修を実施している月に限って加算することができる係数です。従って、臨床研修の実施月と未実施月では医療機関別係数が異なります。
がん診療連携拠点病院における機能評価係数Ⅰの「患者サポート体制充実加算」の取り扱いは?
DPCの包括評価では、がん診療連携拠点病院で「がん診療連携拠点病院加算」を算定している患者にも、「患者サポート体制充実加算」の係数を加算することができます。
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