第21号 2018年8月発行
Network福岡県（筑紫野市、福岡市、北九州市）
IBDセンターでチーム医療を進め、増加する患者に対応すべく連携システム構築をめざす。（2561KB）
- 福岡大学筑紫病院 炎症性腸疾患（IBD）センター診療教授 平井 郁仁 先生
- 福岡大学筑紫病院 外科講師 東 大二郎 先生
- 福岡大学筑紫病院 副看護部長 山口 美和 氏
Point of View
①IBDセンターを開設し、消化器内科と病理部、外科の協働を中心に、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師も加わったチーム医療を展開
②患者のQOL向上を図るため、症例によっては小児科の医師や臨床心理士などの協力も得る
③近隣地域での連携システム構築に向けた活動として、非専門医や医療スタッフを対象にセミナーを開催
Network長野医療圏
多職種が介入する１泊２日の短期教育入院で若年層の糖尿病の早期治療に成果。（2639KB）
- 長野医療生活協同組合長野中央病院 副院長／糖尿病・内分泌・腎臓内科 近藤 照貴 先生
- 長野医療生活協同組合長野中央病院 薬局長 松岡 慶樹 先生
- 長野医療生活協同組合長野中央病院 病棟看護師 主任 平林 祥子 氏
- 長野医療生活協同組合長野中央病院 外来看護師 主任 大澤 博美 氏
- 長野医療生活協同組合長野中央病院 理学療法士 主任 宮川 邦成 氏
- 長野医療生活協同組合長野中央病院 管理栄養士 有賀 由貴 氏
- 長野医療生活協同組合長野中央病院 臨床検査技師 山﨑 麻紀 氏
Point of View
①糖尿病の初期対応から腎症保存期、透析治療まで継続して診る診療体制
②主に若年層の早期患者を対象とした『一泊教育入院』と定期的なフォローの外来診療で成果をあげる
③病歴の長い高齢患者に対しては、持続血糖測定（CGM）の活用や薬剤選択の調整によって対応
Network東播磨医療圏
さまざまな診療科と多職種が協働し、糖尿病などの生活習慣病にアプローチ。（4652KB）
- 兵庫県立加古川医療センター 副院長（診療担当）兼生活習慣病センター長／消化器内科部長／感染症内科部長 尹 聖哲 先生
- 兵庫県立加古川医療センター 生活習慣病センター次長／糖尿病・内分泌内科部長 飯田 啓二 先生
- 兵庫県立加古川医療センター 循環器内科部長 岩田 幸代 先生
- 兵庫県立加古川医療センター リハビリテーション科部長 柳田 博美 先生
- 兵庫県立加古川医療センター 整形外科部長 岸本 健太 先生
- 兵庫県立加古川医療センター 皮膚科医長 井上 友介 先生
- 兵庫県立加古川医療センター 看護部 慢性疾患看護専門看護師 正井 静香 氏
Point of View
①県の政策医療拠点として、さまざまな診療科の医師と、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師らが協働する生活習慣病センター
②「糖尿病・肥満」、「足病変」、「肝臓病」、「動脈硬化・禁煙」、「腎臓病」、「骨粗鬆症」の6つのコアチームが、検査からケア、療養指導を担う
③外来糖尿病教室、肝臓病教室、生活習慣病教室などを広く一般市民に向けても開催し、予防に力点を置いた啓発を行う
Network長崎医療圏
各病院の特色を尊重しつつ互いの強みは共有し、地域全体の糖尿病診療のレベルアップをめざす。（1232KB）
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 先進予防医学共同専攻内分泌・代謝内科学分野 准教授 阿比留 教生 先生
- 社会福祉法人恩賜財団済生会支部 済生会長崎病院 副院長／臨床教授／臨床教育責任者／内分泌代謝内科 芦澤 潔人 先生
- 日本赤十字社長崎原爆病院 内分泌・代謝内科 部長 藤田 成裕 先生
- 長崎大学病院 生活習慣病予防診療部 講師 世羅 至子 先生
- 長崎みなとメディカルセンター 糖尿病・内分泌内科 主任医長／栄養管理部長 野崎 彩 先生
- 社会福祉法人恩賜財団済生会支部 済生会長崎病院 内分泌糖尿病内科 渡部 太郎 先生
Point of View
①各病院が、それぞれの特色を生かしつつ、情報交換を密にして互いの強みの共有をめざす
②『長崎糖尿病地域医療研究会』などで、医師や医療スタッフによる情報交換の場を設定
③病院の医師たちにも、ICTを活用する『あじさいネット』の利用を提案
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