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保険薬局トレンドリポート

保険薬局トレンドリポート

チームワークと社内の支援体制で24時間対応をスムーズに

 
日本調剤 旭薬局
管理薬剤師
阿久津 裕一 先生
 
 
 
 
 
(千葉県旭市)
日本調剤は、創業以来一貫して「医薬分業」を企業理念に掲げ、全国で事業を展開しています。今回ご紹介する千葉県旭市にある旭薬局は2015年6月に開局しました。同じ時期に、同社の旭病院前薬局、旭駅前薬局もオープンし、それぞれの特徴を生かして地域医療を支えています。旭薬局はこのエリアでは珍しい24時間営業を行っており、その取り組みについて伺いました。

コンセプトが異なる複数店舗を同一エリアで同時に開局

—最初に、貴店が開局した経緯についてお聞かせください。

阿久津先生:
 このエリアの基幹病院の旭中央病院では、それまでの院内処方を2015年7月から院外処方へ切り替えることになりました。1日1000枚に上る院外処方箋の受け皿となる薬局が必要になったことが一つの大きなきっかけです。


—近隣には貴店を含め、日本調剤さんの3つの店舗が同時にオープンされたそうですが、それぞれの役割を教えてください。

店内の様子阿久津先生:
 まず、当薬局は現在20名の薬剤師がおり、24時間営業を行っているため、夜間対応が可能です。もう一つ門前にある旭病院前薬局は無菌調剤の設備を持ち在宅医療の強化を図っている店舗で、11名の薬剤師が勤務しています。また80名規模で研修のできる会議室を備えていますので、地域の薬剤師や住民の皆さんにも活用いただけるような施設になればと考えています。また、旭駅前薬局は面対応がコンセプトの薬局です。将来的には各店舗の連携を通じて地域医療に貢献できる調剤薬局を目指していきたいと考えています。


—各店舗で多くの薬剤師さんが働いていらっしゃるのですね。

阿久津先生:
 開局時は応援スタッフも含め薬剤師50名ほどでスタートしました。メインとなる旭中央病院の患者様は、多くの方が院外処方は初めてですから、きっと戸惑いがあるだろうと考え、患者様をスムーズに受け入れる流れを想定しながら、不足がないように人員を配置しました。


全国から集まった薬剤師たちによる運営

—開局に合わせて多くの薬剤師による新体制を組むのは大変なことだったと思います。

阿久津先生:
 開局時には北は北海道、南は九州の店舗から薬剤師が異動してきましたが、それぞれ前任地の店舗のローカルルールが身に付いていますから、混乱をきたさないためにも、まず薬局内で役割分担を決めるなどルールと意識を統一する必要がありました。そして、院外処方に関する説明会を行い、店舗間で情報を共有し、患者様が戸惑わない方法を作っていきました。
 その一方で、社内の支援体制が整っていることも、スムーズに運営する大きな要因になったと思います。


—具体的にどのような社内支援があったのでしょうか。

社員食堂阿久津先生:
 全国から異動してくる薬剤師と応援の薬剤師のために、新築の社員寮が完備されました。リラックススペースや食堂など十分な居住設備と環境が提供されています。また寮と各店舗との間に専用の送迎バスもあります。薬剤師同士も積極的にコミュニケーションを深め、毎月誕生日会なども開催しているようです。そうした日頃から築き上げているチームワークが業務にも生かされ、院外処方に慣れていない患者様への対応にも役立っているように思えます。


 
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