HOME の中の 薬剤師サポート情報 の中の 保険薬局トレンドリポート の中の 最新の知識と前向きな取り組みが地域に愛される薬局の基盤に の中の 薬局内にアロマテラピーを導入 / 薬剤師のスキルを磨く充実した教育制度

保険薬局トレンドリポート

保険薬局トレンドリポート

最新の知識と前向きな取り組みが地域に愛される薬局の基盤に

アイランド薬局 横浜下田店 管理薬局長 蕪木 由紀 先生  
アイランド薬局 横浜下田店
管理薬局長
蕪木 由紀 先生
 
 
 
(神奈川県横浜市)
アポロメディカルホールディングス(株)は1991年に新潟県佐渡島での調剤薬局の開局を目的に会社が設立されました。その佐渡島にちなんで名付けられたという「アイランド薬局」。店舗数も70店舗(平成24年8月現在)になり、訪問薬剤管理指導の強化を図るとともに、予防医療の一環としてオーダーメイドサプリメント事業をスタートさせるなど、セルフメディケーションに強い薬局として進化を遂げてきました。同社では、社員一人一人のスキルアップを考え、教育、研修制度を充実させるとともに、店舗がひとつのチームとしてさまざまな取り組みを実施しています。今回は、横浜下田店の取材を通して、会社の躍進を支える薬剤師の活躍をご紹介します。
薬局内にアロマテラピーを導入
—横浜下田店の概要についてお聞かせください

蕪木先生:
 2003年12月にオープンしました。現在、薬剤師は4名おり、一日の処方箋枚数は70~80枚。調剤の他、在宅での薬剤管理指導も行っています。


—貴店では、店内にアロマテラピーを取り入れているそうですね。導入の経緯を教えて頂けますか

蕪木先生:
 3年前から始めているのですが、当時、居心地のよい店舗づくりをスタッフで考えていたときに出たアイデアが、「アロマを焚いたら、患者さんがお薬を待つ間、リラックスしてもらえるのではないか」というものでした。そこで実際に、何種類かのアロマを選んで店内で焚き、「今日のアロマ」として、使用しているオイルの種類と効能、効果を紙に書き、紹介しはじめました。


—患者さんの反応はいかがでしたか?

蕪木先生:
 具体的な意見や感想が知りたかったので、アンケートをとってみました。すると、気分をリラックスさせて疲労感を和らげるラベンダーを焚いた日には「痛みで気分が沈んでいたが少し気持ちよくなった」(60代女性)、緊張をほぐす効果のあるカモミールと頭がすっきりとして集中力を高める効果のあるペパーミントを混合した日には「病院とは違い、さわやかで気分がよい」(60代男性)と、なかなかの評判。アロマと同時に、ハーブティーのサービスも行ってみたのですが、こちらは味の好みにバラつきがあったため残念ながら断念しました。


—アンケートで具体的な意見を聞くというのは、ダイレクトな反応が分かっていいですね

店内にアロマテラピーを導入 蕪木先生:
 患者さんだけではなく、スタッフの意見も聞いてみると、「頭がスッキリして複雑な処方の監査もしやすかった」「気分が落ち着き、気持ちよく患者様に応対できた」と、仕事にもプラスに作用することが分かりました。スタッフも患者さんもアロマに興味を持つ人が増えたため、さらにアロマテラピーを分かりやすく説明する「アロマだより」を作成し、アロマの活用法をさらに詳しく紹介することにしました。アロマテラピーで花粉の季節を乗り切る方法などはかなり好評で、皆さん待ち時間に読んでいただいたり、持ち帰っていただいたり。こうして「アロマだより」は年に4回発行を続けています。


薬剤師のスキルを磨く充実した教育制度
—一連の取り組みは、社内の研究会でも発表され、話題になったそうですね

蕪木先生:
 アロマの魅力は香りを楽しめるだけではなく、それぞれに効能があることです。実は私もアロマが好きで、アロマ検定の1級を持っているのですが、薬剤師は医師や看護師と違い、患者さんに直接触れることはほとんどありません。そこで「代替医療」のひとつとして、「メディカルアロマ」を薬局で取り入れてもいいのではと考えています。臭覚という五感を刺激するアプローチによって私たち薬剤師もホリスティックな医療に携われるのではと思っています。こうした考えが社内の他店舗で働く仲間の薬剤師の共感も呼んだのではないでしょうか。


—貴社では、社内での研究発表会を開催したり、年に数回の海外研修を行うなど、教育研修制度が充実していると伺っています

服薬指導ツール 蕪木先生:
 毎月テストもあるんですよ(笑)。テストの内容は月に1回発行される薬学雑誌や疾病病態、外部研修資材から出題されるため、常に最新の情報を勉強しなければなりません。勉強やテストというと大変な気もしますが、薬剤を扱い、患者さんの命に係わる医療という現場で働く以上、その責任として知識を得ることは不可欠なことであり、勉強する機会を与えてもらっていることは逆にありがたいですね。海外での臨床薬剤師研修へは私も参加しました。大学での講義、現地調剤薬局、ドラッグストアの視察を通して、海外と日本の薬剤師の違いを肌で感じ、広い視野が持てるようになりました。こうして、会社が社員一人一人のスキルアップを支えてくれるので、調剤薬局としては質の高いサービスを患者さんに提供できているのだと思います。


 
1/2
次へ
このコンテンツの最初のページへ

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。

毎日配信最新の医療ニュースロイター・メディカル・ニュース

毎日配信

 

会員 毎日配信 Medical Tribune News

製品情報

くすり検索ナビ new

添付文書・病名・相互作用・薬価などが検索できます。

くすり検索ナビ

学会共催セミナー

田辺三菱製薬の学会共催セミナーを検索できます。

学会共催セミナー

会員サイトのご案内

充実のコンテンツをお楽しみ頂けます

詳しくはこちら

製品情報

くすり検索ナビバナー

学会共催セミナー

田辺三菱製薬の学会共催セミナーを検索できます。

毎日配信最新の医療ニュースロイター・メディカル・ニュース

毎日配信

 

会員 毎日配信 Medical Tribune News