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保険薬局トレンドリポート

保険薬局トレンドリポート

薬剤師や栄養士の職能を活かし、治療や病気予防、禁煙などを支援

第四ブロック長
ミキ調剤薬局
店長
加藤 香里 先生(写真右)
ミキ調剤薬局 健康の杜
管理栄養士
畠山 典子 先生(写真左)  
第四ブロック長 ミキ調剤薬局 店長
加藤 香里 先生(写真右)
 
ミキ調剤薬局 健康の杜 管理栄養士
畠山 典子 先生(写真左)
(東京都新宿区)

 「単に調剤を行うのではなく、生活環境や習慣の改善を目指すよきアドバイザー的存在であるべき」。こうした理念のもとに薬剤師の能力を高めつつ、薬局の枠組みを超えた“健康サポート企業”を目指しているメディカルファーマシー。今回ご紹介するミキ調剤薬局は東京・西新宿の高層ビル内にあります。都心の大規模店舗でのさまざまな取り組みについて、店長の加藤香里先生と同薬局で栄養アドバイザーなどを行っている管理栄養士の畠山典子先生にお話を伺いました。

専門疾患や多くの医療施設にも対応する大規模店舗
—都心の巨大オフィスビルに入っている調剤薬局では、患者様層などどんな特徴が挙げられるでしょうか

加藤先生:
 薬局がある新宿NSビルは4階が8つの医療施設が入るクリニックフロアになっています。禁煙外来を行っているクリニックや東京女子医科大学附属の膠原病リウマチ痛風センター、偏頭痛治療や脳梗塞予防で有名な喜多村脳神経クリニックがあるため関東以外の遠方から通院されている方も少なくありません。その患者様がメインになりますが、ビル内にお勤めの方が他の医療機関の処方箋をお持ちになることも多く、約100の病院・診療所から処方箋を応需しています。また、小児科などはないため10歳未満のお子さんは少なく、働き盛りのサラリーマンが多いですね。


—専門性の高い医療機関がビル内にあるだけに、扱う薬剤の種類や処方箋枚数も多そうですが、薬歴管理などはどうされているのでしょうか

加藤先生:
 処方箋の枚数は平均して1日約250枚。月にして5,000枚くらい。扱う医薬品の数はおよそ2,000種類になります。そこで平成19年から電子薬歴を導入し、システム化をすすめることで業務の効率化を図っています。


医師との連携を図り理想の服薬指導を目指す
—店舗は広く、患者様の数も多いため調剤以外の部分でも気を遣う場面が多いかと思いますが、大型店舗として、患者様対応などでどんな工夫をしていらっしゃいますか

加藤先生:
 局内が広く、受け渡しカウンターから患者様の待ち合いスペースをすべて見渡すことができません。そこで、待ち合いスペースの前に薬剤師なり医療事務スタッフを常時配置して、困っていらっしゃる患者様がいないか目を配るようにしています。11~13時、16~17時のピーク時はとくに患者様に積極的に声をかけます。また、処方箋を預けた患者様がお薬を受け取りに戻ってこられたら「カウンターお願いします」、売店にご用の方なら「売店お願いします」と他のスタッフに伝え、カウンターの内と外との連携をスムーズにし、できるだけ患者様をお待たせしない工夫をしています。


—貴店では作業の効率化を図る一方で患者様との会話を心がけた対応を行っているそうですね

ミキ調剤薬局 加藤先生:
 患者様とお話しをしてみると、受診している医療機関でそれぞれ処方箋が出されるため、複数の薬局を掛け持ちしている方がとても多いことが分ります。禁煙支援の患者様で、複数の薬局で薬を受け取られている患者様がいました。処方薬が多岐に渡る場合は相互作用も起きやすいことから、薬局を1か所に決める「かかりつけ薬局」のメリットをお話ししたんです。その患者様はご自宅が遠方だったため、「ご自身が通いやすい薬局で」とお伝えしたのですが、「これからはこちらにお世話になります」とおっしゃっていただけたんです。思いもかけないお言葉に嬉しくなりましたね。


—患者様だけではなく、クリニックフロアの医師とも積極的に情報交換をしているそうですね

加藤先生:
 あるとき先生から「うちの患者さんが『この薬には副作用が出る可能性がある』と薬局で説明を受けたため、怖くなって結局飲まなかった」と報告があったんです。私たちは薬剤師として正しい情報を患者様にと思い、副作用の危険性をお伝えしているのですがそれが裏目に出てしまったんですね。患者様が正しく、安全にお薬を飲んでもらえるように、副作用の危険性はお伝えしつつも、必ずそれをフォローする手段も言い添えることが重要だったんです。医師と連携して患者様の治療をサポートするという薬剤師としての役割をあらためて思い知りました。


—今ではクリニックフロアの先生方と勉強会も行っているとか

加藤先生:
 これも先生のご提案で、薬について先生が患者様にどう説明しているかを教えて頂いています。脳神経科の喜多村先生は、偏頭痛の症状によって薬の使い分けをされているのですが、クリニックは院外処方のため受診時には患者様は先生の話を聞くだけです。それを薬局で再度実物の薬を見ながら確認できれば、患者様は服薬に対する理解が深まります。「患者様が混乱しないように」と、先生が実際に患者様に説明されている内容を丁寧に説明してくださいました。またメーカーさんにも来てもらい勉強会を開催することもあります。


—医師と薬剤師が連携して患者様をサポートしているという実感がわいてきますね

加藤先生:
 勉強会などでは新薬や投与量が変更された医薬品、さらにはジェネリックについてなど、逆に先生から質問を受けることもあります。薬のエキスパートとして先生からも患者様からも頼られる存在でなければならないという意識が以前にも増して高まりました。

 
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